ストレスに感じたことは何でもTaskChuteの「タスク実行後のコメント」に残す
この記事は「なんきろ|なんとかしたいことを記録で解決していくブログ」より転載しています。
勤務中に違和感やイヤなことがあったときは、TaskChuteの「タスク実行後のコメント」へ残すようにしています。
人間、ちょっとイヤな程度のことは忘れてしまいがちですが、記録として残すことで確実に振り返ることができるようになります。
振り返るとこれらのような効果があります。
- ストレスやモチベーション低下の原因が見つかる
- 仕事から脱線してしまう原因が見つかる
- 仕事に着手できない理由が見つかる
- 「自分はこうしないでおこう」という反面教師を明確に定義できる
違和感やストレスが何か悪影響の原因となっているようなら、今後の対策として予防や回避を検討できるようになります。
また、自分がイヤなことを他人にしないという(よく子どもに言い聞かせるような)基本的な事に気を付けるきっかけになります。
具体的な手順としては、何かあると即座に現在実行中のタスクにコメントを追加し、「嫌|○△□」と書き残します。
なお冒頭の「嫌|」は検索用のタグとしてイチイチ変換しなくて済み、表記揺れもしないよう『「タスク実行後のコメント」の初期値』設定を「★好嫌易難決知謎買済考|脱線|」としています。
コメントを追加するとき不要なところを削除して「嫌|」とか「「決|」などとするわけです。
振り返るときは「タスク実行後のコメント」列を「嫌|」でフィルターすれば一覧できます。
例として、実際に残したものから一部を紹介します。
15/04/03 09:26 嫌|タバコ臭い
職場の空調が変わったらしく、この1年くらいタバコ臭いです。
基本的に軽くタバコ臭いうえに、誰かが吸っているであろう10時、12時、13時、15時、17時それぞれの前後に臭いが強くなります。
匂いに敏感なたちなので、ずっと軽くイライラしています。
このようにタスクとは直接関係の無いことでも書きます。
15/04/10 10:02 嫌|誤った情報や少し調べれば分かりそうなことを調べずに人が動こうとするのが嫌だし、それを放っておけない。
ググれってやつです。
同僚がそばで「Windows 10ってWindows 7と同じスタートメニューが復活するんだよね?」 「どうかなー」 「じゃあマニュアル直さなくて良いか」という雑談をしていて、たしか違うはずと思って軽くイラッとしました。
このあとすぐにググった(=脱線した)のは言うまでもありません。
15/04/23 10:09 嫌|もともと専用だって聞いてたからこれでイイと思ってたのに、また後出し。
特定のお客様向けにカスタマイズとして作っていたはずなのに、後から「これは共通にしよう」という話が出てやる気をなくしたところです。(共通にしようとするとさらに作り込みが必要なので)
ありがちではありますが、思いつきで後からひっくり返すのは印象悪いなと再認識しました。
15/04/27 16:41 決|分けなくても良いんじゃないかな、と。
15/04/27 16:41 嫌|これを聞くのがイヤで逃げてた
ある機能の実装方法について、自分で色々検討した結果「分ける案」がベストだと思ったのですが、先輩の好みは「分けない案」だろうな、と予想できていました。
自分一人で進めて後からひっくり返されると最悪なので、すぐに「相談する」というタスクを追加したのですが、どんどん先送りされてしまいました。
意を決して相談したところ、やはり予想通り。
どうせ結果がそうなるなら、イヤでもすぐに相談すれば良かったよね、という気づきでした。
15/05/15 10:47 嫌|もうみたくない 難|現状と分断してしまっている
プロジェクトの進行状況を把握するためにつけている「プロジェクト管理ノート」が、ちょっと忙しくて放置していたら現状と乖離しすぎてしまい、もう見たくない状態になってしまいました。
1daysでリピート設定している「プロジェクト管理ノートをメンテする」タスクを何度も先送りしてしまった結果です。
毎日しないといけないと分かっているなら、やはり毎日しないと都合の悪いことが起きるのです。
15/08/03 16:30 嫌|今さらJDK6入れるってのも。
自分のPCにあまり古いソフトを入れるのは好きではありません。
でもどうしても必要となると、それ専用にと仮想PCを用意し始めてしまったりするので注意が必要です。
このような観点で「自分はこういう人間だ」と考えることはあまりないと思うので、試してみることをオススメします。
この記事を書いた人:まいるど
2012年3月からTaskChuteを使用。職場以外での記録にAndroidアプリ「行動の記録(LifeLog)」を使い始めた。文字があれば読んでしまう性分で説明書が好物。スマホやアプリの最初に堪能する画面は「設定」。記録を活用することで、自分にとってベストなやり方を安定的に再現したいと思い、ブログ「なんきろ」でノウハウなどを公開している。