TaskChuteを使うと捗るのは、「できない」と言えないから
この記事は「Designer’s Cafe」より転載しています。
タスク管理ツールTaskChute。
これを使うのと、使わないのとではまったく仕事の進み具合が違います。
あまりにも違いが大きいので、自分の体験をもとに使用感を語るユーザーがあとを絶ちません。
私もこれまでに何回か書いてきましたが、今日はちょっと違った視点から書いてみたいと思います。
なぜTaskChuteを使うと、仕事が捗るのか?
「できないと言えないから」です。
どういうことなのか、もう少し詳しく説明しましょう。
TaskChuteは記録から計画をつくり出す
TaskChuteの最大の特徴の一つに、「記録から計画をつくり出す」という点が挙げられます。
自分の時間の使い方を振り返ってみれば、「上手くいったかな」という場合もあれば、「やっちゃったな…」というケースもあります。成功、失敗、さまざまあるなかで、TaskChuteにはそのすべてのログが残ります。
そうやってログをつけて、「これを繰り返そう」と思ったものを、リピート設定することになります。
結果として、TaskChuteには「過去に上手くいったことがある」というパターンが表示されることになります。
できない」と言えない計画が、自動的に組み上がる
そうなると、TaskChuteに出てきたタスクについて、もはや「できない」と言えません。
いや、そもそも言う必要がないと言ったほうが正確でしょう。
なぜなら、すでに自分がやったことがあるパターンですから。
もちろん毎日がまったく同じ繰り返しばかりということはなく、差し込みされるタスクもあります。
ただ、どんな人でも差し込みされるタスクの量が、ルーチンの量を越えるということは、ほとんどないでしょう。
そうなると、TaskChuteに出てくるタスクの一日の8割くらいは「過去にやっていて、しかも自分にとってやりやすいパターン」だということになります。
すでにやっていることなので、「できない」という言葉が出てこないんですね。
「できるかどうか分からないこと」をやるのと、「できると分かっていること」をやるのとでは、気持ちの上で取り掛かりやすさがまったく違ってきます。
前に通った道と同じ道を通るのであれば、「こんな道通れないぞ」とは絶対に思いませんし、無理に急がなくても初めてのときよりも早く到着できるケースが多いでしょう。
それとまったく同じことが、タスクをこなしていく上でも起こります。
「できない」と言う必要がない、「やりやすいパターン」が自動的にできあがる
これがTaskChuteを使ったときに、仕事がはかどる理由の一つではないでしょうか。
転載元はこちら → TaskChuteを使うと捗るのは、「できない」と言えないから