TaskChuteの始め方:まずは何も考えずに一日の作業ログを残すことに集中する

   2015/03/27

この記事は「なんきろ」より転載しています。

これからTaskChuteを使い始めようとする人は、一日の作業ログを残すことに集中しましょう。

当面はログを活用しようなどと余計なことを考えないほうが良いです。
ログを振りかえれるようになるのはちょっと先のことになるかと思います。

まずは「ログを残す」練習期間が必要です。以下の2点に集中しましょう。

  • 「何かしたらログを残す」という習慣を身につける
  • TaskChuteの操作に慣れる

TaskChuteを片手にログを残しながら過ごす一日の流れは以下のようになります。

  1. TaskChuteを開いて「基準日」を今日にあわせる
  2. 「新規タスク追加」する
  3. Projectを入力する
  4. Modeを入力する
  5. 作業内容を入力する
  6. (気が向いたら)見積もり時間を入力する
  7. 開始時刻を入力する
  8. 何か作業をする
  9. 終了時刻を入力する
  10. ファイルを保存する
  11. 2~10を繰り返す
  12. 一日が終わったらファイルを閉じる

ここで「ログを残す」ことに集中するため、いくつか注意事項があります。

1.セクションは気にしない

設定は初期値のままで良いです。
セクション列に何が表示されても気にしなくて良いです。
もちろんセクションラベルというものも気にしません。

2.プロジェクトは最小限にする

「仕事」「休憩」の2つくらいにします。
おそらくすぐに増やしたくなりますが、この期間に増やしても活用できない可能性が高いです。(増やさないとストレスになるようなら、どうぞ増やしてみてください)

3.モードの意味は考えない

Modeシートに初期値として用意されている「Deskwork」だけを使います。
デスクワークがしっくりこない場合も何か1個に絞る方が良いです。

おそらくすぐに色々なモードに分類したくなりますが、プロジェクトと同様で活用できません。
単に色を付けるためと割り切ってください。

4.タスクをリピート(繰り返し)設定しない

朝の準備や昼食など毎日必ずすることや、毎週・毎月の会議など、繰り返しになることが分かりきっているタスクがあります。

すぐにでも「デイリー」や「繰り返し」の設定、もしくは「ルーチンタスク毎日化」など試したくなるかと思いますが、ログを残すことに慣れてからでも遅くはありません。

むしろ挙動が分からないまま指定すると混乱すると思います。

5.見積もり時間だけはできるだけ入力する

例えば作業内容に「資料を作成する」とだけ書いた後、何分でできるかな?と考えてみてください。

「1時間あればできる」とか「40分でやってみよう」などと思ったらそのように入力してから始めてください。想像がつかないなら空欄で良いです。

終了時刻を入力するときにおそらくガッカリしますが、それがダイジです。

6.何をしていたか分からなくなったときはそのまま入力する

ふと気づいたら「アレ?3時間経ってる」ということが普通にあります。

そのときは深く考えず、すぐに終了時間を入力した後で、作業内容に「たしかコレとコレとコレをした」というようなことを追記してください。

パソコンを使える状況になかった場合も「記録不可」など、振りかえる際に思い出せるようにヒントを残しておきましょう。

転載元はこちら → TaskChuteの始め方:まずは何も考えずに一日の作業ログを残すことに集中する

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