【機能紹介】 割り込み処理機能

   2014/11/12

割り込み処理機能

タスクを実行中(=開始時刻のみを入力した状態)に、別のタスク(割り込みタスク)に取りかからなければならなくなった場合、実行中のタスクをいったん終了させたうえで、あとで続きから再開するのを忘れないようにするために、これを複製しておく必要があります。

●動画解説

●操作手順

  1. 実行中のタスクを終了させる(終了時刻を入力する)
  2. 1のタスクを複製する
  3. 割り込みタスクを記録するために、タスクの新規追加を行なう
  4. 割り込みタスク終了後に2で複製したタスクに取りかかる(再開する)

割り込みタスクは大きく2つに分けられます。
誰かに割り込まれることで発生するタスクと、実行中のタスクを自ら中断して取りかかるタスクの2つです。

前者は、誰かに急に話しかけられたり、電話がかかってきてそのまま話が長引いた時に「割り込みタスク」となります。

後者は、メールチェック中に別のタスクが気になり、そのタスクに乗り換えた場合に、これが「割り込みタスク」になります。

いずれの場合も、「割り込みタスク」の終了後に直前に実行中だったタスクを再開する必要があります。

この一連の流れをTaskChuteにきちんと記録しようとすると、冒頭のような操作が必要でした。
今回追加した「割り込み処理機能」により、操作手順は以下のように簡略化されます。

  1. 割り込みタスクを開始する(新しいタスクの開始時刻を入力、またはタスクの新規追加を実行)
  2. (実行中のタスクの終了処理および複製処理が自動的に行なわれる)
  3. 割り込みタスク終了後に2で複製したタスクに取りかかる(再開する)

つまり、特に意識しなくても、タスクを実行中(=開始時刻のみを入力した状態)に以下いずれかの操作を行なうことで、あとは割り込みタスクを開始するだけ、という状態になります。

  • 別のタスクの開始時刻を入力する
  • 「タスクの新規追加」を実行する

※「割り込み処理」が起動しない場合は、いったん「並び替え」(高速でも通常でもいずれでもOK)を行なって下さい。

●事例

以下、事例です。

「TaskChuteのマニュアルを読む」というタスクの実行中に、ふと「メールチェック」に“脱線”してしまった、というケースです。

▼「TaskChuteのマニュアルを読む」を 9:05 に開始しました。
ScreenClip [4]
▼5分後の 9:10 に、ふと「メールチェック」に“脱線”します。
ScreenClip [5]
▼「TaskChuteのマニュアルを読む」の実行中のため、割り込み処理機能が起動します
→ 「はい」をクリック。
ScreenClip [6]
▼「TaskChuteのマニュアルを読む」をいったん終了させます
(割り込みタスクの開始時刻 9:10 が終了時刻のデフォルト値として提案されます)。
ScreenClip [7]
▼「TaskChuteのマニュアルを読む」の残り時間を入力します
(デフォルトは、当初の見積時間15分-実績時間5分)
ScreenClip [8]
▼以上で、「メールチェック」の割り込みタスクが「実行中」になりました。
ScreenClip [9]
「メールチェック」が終わり次第、「TaskChuteのマニュアルを読む(10分)」を再開しましょう。

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