[TaskChute]TaskChuteでなければならない理由

 

この記事は「流れるような一日を」より転載しています。

1.他のタスク管理ツールに無いものがある

私がTaskChuteを使い始めて4ヶ月と少々。
週次見積シートを全く使っていなかったりと、使いこなしているという域にはまだまだです。

しかし、自分がTaskChuteでやりたいと思っていたことは一応できるようになり、基本的な機能は使えるようになったと感じています。
そんな今の自分が感じているTaskChuteの魅力を一度整理しておこうと思いました。

(1)タスクリストとライフログが一体化

私は記録することが好きなので、TaskChuteを使い始める前からタスクリストとログが一体化しているというTaskChuteには魅力を感じていました。

Toodledoではかかった時間の記録と実行日の参照が、Remember The Milkでは完了時刻の記録の参照ができますが、どちらもおまけ程度の機能としか思えません。
TaskChuteほど正確に見やすくタスクにかかった時間や完了時刻を示してくれるツールはありません。

また、タスクの完了と時間の計測がひと手間でできるのは素晴らしいアイデアだと思います。
Excelベースだからすぐ集計できる、というメリットも言うまでも無く素敵です。

(2)チェックリストも兼ねられる

私はチェックリストが大好きです。

家庭でも仕事でも、よくやるミスはチェックリストを作り、作業がいったん終わった後にチェックリストで漏れが無いことを確認する、ということをよくしていました。
実行フェースとチェックフェーズを設け、実行フェーズには記憶ベースでともかく作業を終えてしまうことに集中できて、効率が良いと感じています。

TaskChuteを使う前は、別途ExcelなりEvernoteなり印刷物なりのチェックリストを見に行っていました。
それで十分満足していたとも言えるのですが、TaskChuteの導入後はそれがもう少し楽になりました。

チェックリストが絡むタスクの後に「よくやるミスのチェックポイント」を所要時間0のタスクとして登録しておくと、タスク完了後にすぐチェックリストのチェックに移れる、というわけです。

例えば、仕事で法務局に申請書を送信した後、「受託番号の採番」という作業があるのをよく忘れてしまいます。
「申請書の送信」を完了にした後、目に飛び込んでくる「受託番号の採番」を見て、完了済みであればそのまま完了させ、忘れていたら受託番号の採番をする、という感じです。

タスクの数が増える、という副作用もあるにはありますが、気に入っている使い方です。

TaskChuteとチェックリストについてはマロ。さんやけーじさんも記事を書いておられるので紹介します。
私の記事に興味を持った方なら、参考になるに違いありません。

TaskChute2にチェックリストを追加する | たすかんOS
”そこで、TaskChuteで簡易的にチェックリストをサブタスクのように表示する方法を考えてみました。”

TaskChuteをチェックリストとして呼ぶ | KK blogs: けーじぶろぐ
”TaskChuteからリストを登録してあるTaskChuteを呼ぶというやり方”

また、チェックリストそのものに興味が沸いたら、この書籍がオススメです。
少し高めの値段設定だと感じ、買おうかなと思ってから実際に購入するまでに結構な時間がかかった本ですが、値段分の価値はある本だと思います。

 

(3)タスク実行力が他のツールと段違い

TaskChuteのスタートアップガイドの中で大橋さんがこんなことを書いておられます。

一番上からモノを流せば、コースを外れることなく一番下まで一気に滑り落ちていく。そんなイメージをタスク処理に重ねています。

ToodledoやRemember The Milk等の他のタスク管理ツールでは、よく「やりたいタスクからやってしまい、後悔する」ということをやってしまいますが、TaskChuteではそれが明らかに起こりにくいと感じています。

TaskChuteでタスクを組み立てる際、一応こういう順番でやったらスムーズかな、という流れを考えます。
一方、実行フェーズでは、その流れと違うこと(次のタスクをスキップしてやりたいものを先にもってくる)をしたくなることがあります。

そういう場合に、「今やらなかったら後でやるんだろうか。後でやらなきゃならないなら今やっても同じかな」と考え直したりします。
他のツールだと、この立ち止まるステップが無い。

TaskChuteでは、計画する自分と実行する自分が別れているのがいいんでしょうね。
実行する自分にタスクの選択を任せてしまうと、ついやりたいものから先に選んでしまう。

あえて自分で計画したことを覆すほど、元々のタスクより重要なことをしようとしているのか。
そんな考えを思い起こさせてくれるから、TaskChuteでは元のタスクに戻ってこれるのではないかと思っています。

(4)やり残した感でなく満足感が得られる

また、計画したタスクを実行できる可能性が高い、ということから、実行フェーズが終わった後の満足感も他のツールと一線を画すものがあります。

他のツールでは「あれもこれもやりたかったのに、今日はこれだけしかできなかった」という思いを抱くことが多いものです。
一方のTaskChuteでは、実行フェーズ前に自分でタスクの取捨選択をしているので「やろうと思っていたことはできた」という納得感が生まれやすいと感じています。

どちらのツールでもタスクの実行結果は同じなのかもしれませんが、残念な気持ちよりもポジティブな気持ちを感じたいものです。

転載元はこちら → [TaskChute]TaskChuteでなければならない理由

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