タスクシュートとは?
タスクシュートは、1998年に大橋悦夫(シゴタノ!/一般社団法人タスクシュート協会 代表理事)が考案した、日本発の時間・行動管理メソッドです。
ツール名と区別するために「タスクシュート時間術」と呼ぶこともあります。
一言でいえば、今日やることを見積時間とともに実行順へ並べ、目の前の一つに着手し、開始と終了を記録として残していく方法です。
未来の計画を完璧に当てるための方法ではなく、実際にどう動いたかを受け止め、次の一日を少しずつ現実的にしていくための方法です。
プラン・ログ・ルーチンで一日が回る

タスクシュートは、次の3つの要素を回しながら実践します。
- プラン:今日やることを、見積時間とともに実行順に並べたもの
- ログ:開始時刻と終了時刻が残った、実際に実行したこと
- ルーチン:一度できたログをもとに、翌日以降も繰り返せるようにした仕組み
この3つは、次の動きでつながります。
| つながり | すること |
|---|---|
| プラン → ログ | 先送りゼロ:完了させることよりも、いまできる最小の一手を始めることに集中して、プランに入れたタスクに着手していく |
| ログ → ルーチン | レビュー:実績を見返し、続けるもの・変えるものを決める |
| ルーチン → 次のプラン | シミュレーション:過去の実績をもとに、新しい今日を組み立てる |
使い始めると、何が変わるか
- 次に何をするかで迷う時間が減る
- 「何をしていたか思い出せない一日」が減る
- 計画が崩れても、終了予定時刻を見ながら現実に戻せる
- 執筆・開発のように一日で終わらないプロジェクトが、小さく前に進む
- できなかったことより、実際に動いたことを受け取れるようになる
よくある誤解
一日を分単位で管理して、自分を縛る方法?
いいえ。細かい記録は監視のためではなく、現実を見失わないためのものです。最初は主要なタスク一つの記録からでも始められます。
計画どおりに動くための方法?
いいえ。計画は崩れる前提です。崩れたあとに記録と終了予定時刻を見て、現実に合わせて組み直せることがタスクシュートらしさです。
ルーチンワークにしか向かない?
いいえ。内容が毎回変わる仕事も、「定期的に小さく着手する」ためにルーチンにできます。